fc2ブログ

ドラマー向けのモデルも開発開始

カナルワークスサウンドアドバイザーであるドラムスの早川誠一郎さんが来訪されました。メインの目的は2年ほど前に製作したイヤモニのフィッティング調整だったのですが、折角の機会ですからいろいろお話もさせていただき、その中の話題の一つとしてCW-L33BBの試聴をしていただきました。
DSCN3881_800.jpg
CW-L33BBはEDMなどのダンスミュージックのリスニング用にチューニングした重低音再生モデルなのですが、ひょっとしてドラムスの人が聴くとどうかなと思った次第です。フィッティング調整をしている間に聴いていただいたのですが、どうやらこれがバッチリハマったみたいです(笑)。ドラムスのモニター用としてイケそうということだったので、これは面白くなりそうと、先日のベースの高水さん仕様(CW-L51aPSTSの+10dB)の試聴機も一緒に聴いていただきました。結果はやっぱりCW-L33BBの方がドラムスには良いみたいで、どうやら中域のすっきりした感じのほうが音が整理されて使いやすいようです。確かに聴き比べるとCW-L51a+10dBの方はボーカル域のレベルも全体的に上がってしまう感じなんですよね。ここでメロディー楽器とリズム楽器の志向の差が出てくるのかもしれませんね。
ただ、CW-L33BBそのままでいいかというとやはり低域はToo Matchのようで少し調整が必要です。
ということで、ドラマー向けのモデルも開発開始です(^^)。まずは低域のレベルを調整できるようCW-L33BBPSTS仕様の試聴機を製作してお試しいただく予定です。
今後の展開をお楽しみに。

スポンサーサイト



Date: 2015.12.04 Category: インイヤーモニター Comments (0) Trackbacks (0)

この記事へのコメント:


管理人のみ通知 :

トラックバック:


プロフィール

CWKAZU

Author:CWKAZU
カナルワークスイヤホン工房ブログへようこそ!
このブログではホームページよりタイムリーに(たぶんw)、ディープにカナルワークスカスタムイヤホンの開発現場から最新の情報をお届けしていこうと思います。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
カナルワークスについて
10080909.jpg 10080910.jpg カナルワークスは100%オーダーメイドのイヤホンを製作、販売する日本発のメーカーです。イン・イヤー・モニターとか、イヤモニとかカスタムイヤホンとか呼んだりもします。よく音楽番組でアーティストの方が耳につけているアレですね。 実はそのままiPodなどの音楽プレーヤーやケータイに接続することが出来、普通の市販イヤホンとは比較にならない位良い音で音楽を楽しむことが出来ます。
イヤホンってなかなか耳にしっくり合わなかったり音もイマイチだったりであまり多くを期待しない方がいらっしゃると思いますが、こんな商品があるんだということを知っていただけたら幸いです。カナルワークスホームページへ

Twitter
RSSリンクの表示
リンク
このブログをリンクに追加する
QRコード
QR
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる