カナルワークス新商品CW-L33BB発表しました

いやぁ、ほんと久しぶりになってしまいました。
引越しの後処理も有りましたが、最近はフェイスブックにちょろっと書いて終わりにしてしまうことが多くなったせいもあります。
まぁ、要は筆不精なんですけどね。(笑)
さて、本題。先週になってしまいましたが、半年ぶりにカスタムIEMの新商品を発表しました。
モデル番号はCW-L33BBになります。
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主な情報サイトにも掲載されました。
BARKS: カナルワークスから、重低音を叩き出す新カスタムIEM CW-L33BB登場
Phile web: カナルワークス、EDMやヒップホップに最適なカスタムIEM「CW-L33BB」
AV Watch: カナルワークス、EDMやヒップホップに最適化したカスタムイヤフォン
IT Media LifeStyle: カナルワークス、ダンスミュージックやヒップホップに最適な重低音再生モデル「CW-L33BB」
CNET Japan: カナルワークス、重低音を重視したカスタムIEM--3ウェイ5ドライバを搭載

ということで、今回は低音命のモデルです(笑)。
今まで、低音重視でクラブミュージック向けとしていたモデルにCW-L31を用意していましたが、このモデルが販売終了となり、置き換わる形になります。CW-L31は結構初期の3ウェイ4ドライバーモデルで、この頃はあまりモデル数もなく、あまり尖ったモデルにすることをためらっていましたが、今回は思いっきり割り切りました(笑)。
目指したのクラブやアリーナライブで体験するサブウーファーのような重低音。
・・・なのですが(笑)、これがなかなか難しいんです。
電気的に低音だけ取り出そうとすると部品は大きくなるし、感度は落ちるし、現実的ではありません。
ダイナミックとのハイブリッドにする手もあるようですが、ダイナミックの場合シェル(フェイスプレート)に背圧を抜くためのベント(穴ですね)を設けなければならず、音が外に漏れてしまいます。電車で隣の人がシャカシャカ鳴っているの嫌ですよねぇ。爆音を楽しむ一方でマナーもわきまえたいものです。
ダイナミック型の薄いフィルム製振動板の剛性も気になります。(最近は高剛性の振動板が有るのかもしれません。)
ということで、解決案として採用したのが高次音響フィルターです。
15062502.jpg
今回のお知恵は古巣のオーディオメーカーの研究所OBの先輩から頂きましたが、最近で言うと似たようなものにシュアーのSE846のアコースティックローパスフィルターがありますね。ユニバーサルの小さなケースに長い音響管をおさめるために迷路のような鋼板を重ねたところが面白い解決方法です。カナルワークスの音響フィルターはオーソドックスにチューブの音響管にして、さらに複数のチャンバー(小部屋)を設けることでより急峻なローパス特性を得るようにしたものです。
当初はCW-L31と同じく3ウェイ4ドライバー(低域1、中域2、高域1)の構成を考えていましたが、より重低音を再生するためにドライバー総容積はCW-L31より小さくなるものの3ウェイ5ドライバー(低域2、中域2、高域1)となりました。結局ドライバーは総入れ替えです。
チューニングで一番注意したのはボーカル域のカブリ。
低音を上げることでボーカル域まで上がってしまいがちなのですが、ここが上がってくるとボンついたキレの悪い音になってしまいます。なので、開発中に意外にも音質チェックで使ったソースはテレビのニュース番組(笑)。
あとは、映画仕立てのプロモーションビデオもチェックに欠かせませんねぇ。
CW-L33BBを購入したら(笑)聴いてほしいのは以下の二つ。

YOUTUBE LMFAO - Party Rock Anthem ft. Lauren Bennett, GoonRock

YOUTUBE Taylor Swift - Bad Blood ft. Kendrick Lamar

いやぁ、改めて聴くとこの重低音はクセになりますね~。
ぜひ販売店で試聴してくださいね。
7月4日の受注開始ですが、試聴頂ける予定店舗は本日時点で以下の通り。
【CW-L33BB試聴器設置店】
eイヤホン秋葉原店
eイヤホン大阪日本橋本店
フジヤエービック
ビックカメラ有楽町店

※ひょっとして一部店舗では一足先に今度の土曜日に試聴器が入荷できるかもしれません。

発売記念セールもきっとあります(^^)v

なにはともあれ楽しみにしていてください。

型番: CW-L33BB
価格:オープン(オンラインショップ価格:110,000円・税別)
ドライバ: バランスドアーマチュア方式(低域×2、中域×2、高域×1)
インピーダンス: 18Ω
感度: 123dB
ケーブル長(標準): 127cm(クリアとブラックから選択)
プラグ(標準): ステレオミニプラグ
付属品: ハードケース、ソフトケース、ワックスクリーニングツール、クリーニングクロス
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Date: 2015.06.25 Category: インイヤーモニター Comments (0) Trackbacks (0)
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10080909.jpg 10080910.jpg カナルワークスは100%オーダーメイドのイヤホンを製作、販売する日本発のメーカーです。イン・イヤー・モニターとか、イヤモニとかカスタムイヤホンとか呼んだりもします。よく音楽番組でアーティストの方が耳につけているアレですね。 実はそのままiPodなどの音楽プレーヤーやケータイに接続することが出来、普通の市販イヤホンとは比較にならない位良い音で音楽を楽しむことが出来ます。
イヤホンってなかなか耳にしっくり合わなかったり音もイマイチだったりであまり多くを期待しない方がいらっしゃると思いますが、こんな商品があるんだということを知っていただけたら幸いです。カナルワークスホームページへ

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